俺の雑記帳

My random memorandumです。(つまり、個人的な備忘録であり、その点ご容赦を。)

企業の意図と 経済に関する主義・主張 の結びつき

あるサイトで見つけたコメントが、グッと来た。

このような社会になったのは、無能な二世三世がのうのうと生きていけるように格差が固定した社会を作りたいと考えたボンクラ世襲政治家と、労働者に奴隷労働をさせたいと考えていた一部の守銭奴経営者の利害の一致で、このような方向に意図的に誘導されたからである。グローバリゼーションとか、市場主義とかいうのは、こういう格差社会をごまかすためのキーワードである。
(鷺 一雄『教養ドキュメントファンクラブ』というサイトの、「12/10 NHKスペシャル『ワーキングプア2』」

この著者のさらに筆が載ってきた上記の後の断言する物言いは鼻につくが、この部分に関しては何故か心に響いた。
企業にどんどん金が集まり労働者に還元されない社会となっているという認識が俺にはあったので、「労働者に奴隷労働をさせたいと考えていた一部の守銭奴経営者」と言う部分には、ただ共感するに留まった。
その後の「グローバリゼーションとか、市場主義とかいうのは、こういう格差社会をごまかすためのキーワード」という部分は、これら経済用語に現れる主義・主張と、労働者を搾取する企業の意図 を明確に結びつける点で、自分にとって新鮮だった。